ビジョンを実現するテスト

「ビジョンを実現するテスト」とは、人の考え方や行動の傾向を可視化して理解し、より高い成果を得るために何をすれば良いのか?など、取り組むべき課題を知るための診断です。働く個人の成長と企業の業績向上を目的として、経営実務に長年携わってきた経営者によって開発されました。質問に[Yes/No]で回答し、数値化された結果を専門コンサルタントが分析します。

実施の目的

自己理解と課題解決

働く個人が、仕事で高い成果を得る方法を知りたい、モチベーションを高めたい、自分の才能が発揮できることが何かを知りたいといった仕事上の課題やより豊かな人間関係を作りたい、心身ともに健康でありたいといった個人的な課題を解決するための鍵になります。

 

人材採用・登用・育成の判断基準

経営者や人事/採用担当者が、面接だけでは見抜けない候補者の考え方や行動の傾向を把握し、ポテンシャルの高さを測ることができます。判断材料になるとともにその後のマネジメント(育成の方向性の見極め、モチベーションの維持、育成、離職防止など)の参考になります。

戦略立案・組織開発の参考情報

経営者や経営幹部(管理職)が、自社の強み(弱み)を知り、戦略立案や組織開発の参考情報になります。また、業務効率化や生産性向上、職場のメンタルヘルスなど、働き方改革を促進する上での注力ポイントが明確になります。

 

 


何かを成し遂げたい!という「欲求(意識)」とその実現のための「手段(行動)」が成果を生み出す確率(ポテンシャル)を決定づけます。しかし、本来持っている能力を100%発揮している人は稀です。自ら可能性を限定し、マイナスの意識に陥ってしまう人も少なくありません。それは成功を妨げる最も大きな要因(メンタルリスク)となります。「ビジョンを実現するテスト」は、ポテンシャルとメンタルリスクを発見し、働く個人をはじめ、組織や構成メンバーを成功へ導く道しるべとなります。

実施の流れ

どのように育ち、過去に何があったか?その結果から、現在どのような状態か?その状態から、これからどう接したらよいか?その状態から、これからどのようにすると伸びるのか?その人の強みと強化する必要があるポイントを明確にするアドバイスを行なうためのデータが算出されます。ビジョンを実現するテストの流れ

 

1)質問票への回答

120問の設問にご回答いただきます。所要時間は20分程度です。(ウェブでの回答か紙面での回答を選択できます)

2)回答の分析

回答結果を600の要素に分解して集計します。

3)フィードバック

個人分析:個人が、具体的にどのように行動したら良いか、専門コンサルタントよりアドバイスを提供します。

グループ分析:グループとして、意識・行動・実行力の視野で分類します。人財の分布傾向から組織の強み・弱みが明確になります。

チームビルディング:組織を対象としたフィードバックを行います。集合研修やチームミーティングなど集団の中で公開で行なうことが効果的です。相互理解が促進され、相互の補完意識が醸成されて、業務に集中する共同体(コミュニティ)が生まれます。

 

 

活用事例

1.人財採用

企業と応募者のマッチングをサポートします。求める人材特性に該当する部分があるか、客観的指標で判断することが可能です。また、リスク特性について事前に注意深く観察することが可能となります。最終的な内定の判断および採用後の配属を決める際の参考情報としてもご活用いただいております。(左図)

 

2.組織内選抜

昇進や配転などでは適材適所を重んじる必要がありますが、適確な人材の特性把握は容易ではありません。その時にまず重視したい「ポテンシャルの高い人」「役割に適する人材」を見つけるツールとなります。

3.人財育成・組織強化

a:定期的な実施(年2回が適切)による育成を行います。個人や企業が求める人財像と実際の個人特性のギャップを把握し、キャリアの方向性を修正するなど、改善に向けて刺激を与えるツールとして活用します。(右図)

b:育成研修の指標として実施します。適確な補強点を把握し、その部分に対して強化する測定ツールとします。 組織的な課題は、集団分析表(グループの分析結果マトリクス)から把握します。

 

4.人財マネジメント

目標管理など、リーダーが部下・後輩を指導をするために必要な対象者の本質を把握します。やる気が出るポイントは何か?どのような点を強くする必要があるのか?ひとりひとりを分析して、フィードバックができるようになっています。さらに、どうすれば、より活動しやすくなるのか?組織を統括するリーダーが把握して指導できるように、集団分析表(グループの分析結果のマトリクス)で把握します。既存のリーダー研修やOJTに活用いただけます。

 

5.心の健康診断

精神面の不調は、身体面にも現れます。そして、本人だけに留まらず、2次、3次災害に発展します。本人の自覚症状の前に、心の健康診断として、メンタルリスクを事前に把握し、その種類とレベル、原因を特定しています。

 


継続的利用の意義

テストを継続して繰り返し受験をすることにより、その人の強化ポイント が伸びてゆく「行動選択の仕掛け」があります。シャイニングでは、ニーズに合わせて「ビジョンを実現するテスト」と他の各種ソリューション「スターパフォーマーへの道」「アクションラーニング」などを組み合わせた組織変革支援などを行っています。活用事例の詳細や対応の可否など、お気軽にご相談ください。

実施方法

『ビジョンを実現するテスト』は、原則として、WEB による受検 ⇒ PDF による メールでの返信の形をとっています。 実施の決定をいただいた後、ご担当者様に専用アドレスを連絡致します。ご担当 者様から対象者にアドレスの周知をして頂き、各対象者が都合の良い時間に 合わせて、インターネットから120問の質問に回答して頂きます。制限時 間は特に設けておりません。 結果は、ご指定がない限り、ご担当者様に一括してお送り致します。

既存社員にテストを実施する場合、本人に対しフィードバックをすること が前提です。原則として、フィードバックは集団で行うことが適切です。 テストの結果を共通のものさしとして、お互いの特性を把握し、集団とし ての改善ポイントを共有することで、相互意識の変革を促す刺激とします。